◆H23年度 チュートリアル講義開講のお知らせ 本年度の次世代光学素子研究会−チュートリアル講義の詳細が決まりましたので お知らせいたします。 この機会をお見逃しなく、奮ってご参加下さい。
開催日時:10月17日(月曜日) 13:30〜16:30 会場 : 大学コンソーシアム大阪 大阪市北区梅田1−2−2−400 大阪駅前第2ビル4階(会議室名:ルームE) キャンパスポート大阪 TEL:06−6344−9560 (アクセス) http://www.consortium-osaka.gr.jp/about/access.html ※最寄駅 ・JR −大 阪駅 東西線 −北新地駅 ・地下鉄 御堂筋線 −梅 田駅 四ツ橋線 −西梅田駅 谷 町線 −東梅田駅 ・阪神電車/阪急電車−梅 田駅
講義テーマ: 「便利」で「面倒」なFDTD法 講 師 : 愛媛大学大学院 理工学研究科 電子情報工学専攻 准教授 市川 裕之 氏 【企画趣旨】 時間領域差分法(Finite Difference Time Domain method)は、電磁場の数値解析手法 として広く利用さている。 基本原理はマックスウェル方程式を差分化したものを数値計算 で解くだけの作業であり、計算プログラム本体は比較的単純なアルゴリズムで構成され ている。 一方、実際の課題について計算を行うためには、FDTD法特有の様々な配慮が 必要になる。 金属のように複素誘電率が周波数に強く依存する場合は、材料の分散 特性を組み込む必要がある。 また、なまの電磁場分布から必要な情報を得るためには、 微小物体での散乱光成分だけを取り出す方法や、それらの遠方での広がりを算出する 方法などが求められる。 本チュートリアルでは、FDTD法に詳しい愛媛大学の市川先生をお招きして、FDTD法の 基本から、現実的な問題で配慮すべき項目と対応方法について学ぶ。 市販ソフトウェア を使った計算においても、実際には様々な計算条件の設定が求められる。 ここでは、 「何故さまざまな設定が必要なのか」、及び、「具体的にどのような処理が行われている のか」について解説を頂き、より深い理解のもとでFDTD法を利用できるようにしたい。
【プログラム】 ・13:30-13:35 開講 : 事務局連絡,委員長挨拶 ・13:35-16:25 講義 : FDTD法の基礎原理から入り、初期条件・境界条件・様々な媒質 の扱い方など、現実に計算を行う上での考え方や留意点について お話し頂きます。 講師 : 愛媛大学大学院 理工学研究科 電子情報工学専攻 准教授 市川 裕之 氏 ・16:25-16:30 閉講 : 委員長ご挨拶,事務局連絡 ・16:30 自由解散(交流会はございません) *途中で10〜15分の休憩時間を予定しています。 *質疑応答を交えながら、ゆっくり講義を行う予定です。
【お申し込み】 (1次〆切) 10月12日(水) ※研究会会員様、関係者様へは正式ご案内を致します。 |