住宅産業フォーラム 平成23年度第3回フォーラム 「住宅産業は東日本大震災にどう対応したか、さらにどうすべきか」 ―阪神・淡路大震災との違いを明らかにして、そして東海・東南海・南海地震に備える―
■開催趣旨 東日本大震災は、人類が過去に経験したことがない地震・津波・原発事故の合併した未曾有の大災害であった。3月11日の発生以来半年以上が過ぎた現在は、復興の最中にあるが、ここで、人々に安全・安心な住まい・暮らしを提供する立場にある住宅産業として、これまで何ができたかを総括し、これから何をなすべきかに焦点を絞って考えてみたい。 住宅産業フォーラム21は、阪神・淡路大震災の直後に設立されたこともあって、当時、住宅、インフラ、設計等の様々な分野を担う企業や行政が中心となって、震災の被害状況と復旧・復興活動の実態をきめ細かく把握し、多くの教訓を得た。それらの教訓は今回の災害の復旧・復興に十分に生かされたのだろうか。生かされた教訓はもとより、十分には生かされなかったことについても、その原因を探り、要点を整理することは、今後に向けた改善策、提言などを考えるにあたって有益な示唆を得る機会となると考えられる。 ディスカッションに先立つ基調講演は、「東日本大震災における住宅の復興状況と今後の取り組みについて」の最新情報の提供を予定している。 会員各位には、ぜひご参加頂き、直近の現状を知ると共に建設的な議論を展開して頂きたい。
■開催日時・場所 平成23年12月16日(金) 13:30〜17:00 大阪科学技術センター 4階 401号室
■プログラム 開催挨拶・趣旨説明 京都大学 大学院工学研究科 准教授 古阪 秀三
第1部 基調講演 「東日本大震災における住宅の復興状況と今後の取り組みについて」 財団法人 建築技術教育普及センター 企画部 担当部長 宿本 尚吾氏
第2部 パネルディスカッション ◇住宅メーカーの取り組みと復興現場の現状についての報告(20分×3社) 積水ハウス株式会社 設計部 大阪設計室 課長 出島 広一氏 大和ハウス工業株式会社 技術本部 技術部 技術企画グループ グループ長 中村 康大氏 トヨタホーム株式会社 取締役 災害対策副本部長 伊藤 修氏 ◇討論・質疑応答 コーディネータ 京都大学 古阪 秀三 パネリスト 財団法人 建築技術教育普及センター 宿本 尚吾氏 積水ハウス株式会社 出島 広一氏 大和ハウス工業株式会社 中村 康大氏 トヨタホーム株式会社 伊藤 修氏 大阪ガス株式会社 西尾 雄彦氏
まとめと閉会の挨拶 甲南女子大学 人間科学部 教授 大森 敏江
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