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大阪府地域結集型共同研究事業
「ナノカーボン活用技術の創成」 |
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カーボンナノチューブは、鋼に比べ約5倍強く、重さは1/5、また108アンペア/cm2の高密度電流(銅線の1000倍)を通し、熱伝導性はダイヤモンド並み(2000 W/K・m超)、しかもアスペクト比が大きいなど極めて特異な性質を持ち、金属やセラミックスなどの従来素材の機能を大きく上回る特性を持っています。
このような優れた機能を利用すれば、マクロ的には、超軽量高強度繊維、超軽量高強度ロープ、超軽量導電線、超軽量高強度導電パネル、大表面積をもつパネル電極等々が可能になるため、現在の繊維、導線材料、鋼材、樹脂材、電極材などの置き換えが必然的に行われることになり、軽量という一点をとってもエネルギー消費低減に大いに寄与するものであります。
テーマ2では、高配向カーボンナノチューブからの「紡糸・撚糸技術開発」と「モバイル用スーパーキャパシタの開発」に取り組むことにしています。前者は、長尺かつ高強度繊維及びフィルム形成が可能な紡糸・撚糸技術を開発し、これを基にして、超軽量高強度繊維、超軽量高強度ロープ、超軽量導電線等の開発を行うものであります。後者は、高電気容量かつ超高速充放電が可能な高配向ナノチューブの特性を活かしたモバイル用のスーパーキャパシタを開発し、高性能モバイル電子機器に求められているダウンサイジングと軽量化及び電源強化を図るものであります。 |
研究テーマ2/リーダー
石川 正司 (関西大学 工学部応用化学科 教授) |
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【サブテーマ2−1】 |
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カーボンナノチューブによる紡糸・撚糸技術の開発 |
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【サブテーマ2−2】 |
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モバイル用スーパーキャパシタの開発 |
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【事業参画機関名】 |
関西大学 工学部応用化学科
大阪大学 大学院工学研究科
フロンティア研究機構
関西電力 株式会社
東洋ゴム工業 株式会社
東洋紡績 株式会社
日立造船 株式会社
大阪府立産業技術総合研究所 |
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